207人が本棚に入れています
本棚に追加
/30ページ
『それより早くご飯食べよ?時間無いぞ。』
七海が言ったのは、昼ごはん終わり五分前だった。
二人は今気付いたらしくえっ?と首を傾げた。
「本当に?そんな時間なの?気付かなかった。話に没頭してたから周りが見えて無かった。」
何か一人ショックを受けていた。
「なら、早く食べようぜ。こいつは置いといて…………。」
こっちはさらっと酷い事を言っている。
七海は確かにと今日改めて思い知った。
彩乃はその後も、一人でご飯を食べずに、一人でねちねち独り言を喋っていた。
ーーーーーーーーーーーー
午後の授業は、何故か無かった。
すると七海は何故か校長に呼び出された。
コンコン
『校長。七海です。』
「ああ。入りたまえ。」
許可が下りると失礼しますと、静かにドアを開け中に入っていった。
『今日は何の呼び出しでしょうか?もしかして、電気が足りてないとか、空気が悪いとか、何かありましたか?』
七海は余り理由無しに、校長に呼び出される何て滅多に無いから、何かあったか疑ってしまう。
「いや。そちらの話ではなく、暗殺の方だ。最近、また殺人事件が発生している。その駆除を頼みたい。殺ってくれるか?」
最初のコメントを投稿しよう!