現在に居たりて

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『それより早くご飯食べよ?時間無いぞ。』 七海が言ったのは、昼ごはん終わり五分前だった。 二人は今気付いたらしくえっ?と首を傾げた。 「本当に?そんな時間なの?気付かなかった。話に没頭してたから周りが見えて無かった。」 何か一人ショックを受けていた。 「なら、早く食べようぜ。こいつは置いといて…………。」 こっちはさらっと酷い事を言っている。 七海は確かにと今日改めて思い知った。 彩乃はその後も、一人でご飯を食べずに、一人でねちねち独り言を喋っていた。 ーーーーーーーーーーーー 午後の授業は、何故か無かった。 すると七海は何故か校長に呼び出された。 コンコン 『校長。七海です。』 「ああ。入りたまえ。」 許可が下りると失礼しますと、静かにドアを開け中に入っていった。 『今日は何の呼び出しでしょうか?もしかして、電気が足りてないとか、空気が悪いとか、何かありましたか?』 七海は余り理由無しに、校長に呼び出される何て滅多に無いから、何かあったか疑ってしまう。 「いや。そちらの話ではなく、暗殺の方だ。最近、また殺人事件が発生している。その駆除を頼みたい。殺ってくれるか?」
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