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明久side
よし、大丈夫。何も心配はいらない。信じよう、これから共に過ごす仲間達を。
明「すいません、ちょっと遅れちゃいましたっ♪」
?「早く座れ、このウジ虫野郎」
台なしだっ!
?「聞こえないのか?あぁ?」
それにしてもなんて物言いだろう。僕は睨みつけるように教壇に立っている男を見た。
明「……雄二、何やってんの?」
僕の悪友、坂本雄二だ。
雄「先生が遅れているらしいから、代わりに教壇に上がってみた」
明「先生の代わりって、雄二が?なんで?」
雄「一応このクラスの最高成績者だからな」
明「え?それじゃ雄二がこのクラスの代表なの?」
雄「ああ、そうだ。これでこのクラスの全員が俺の兵隊だな」
踏ん反り返り返って座っているクラスメイト達を見下ろしている雄二。なんか酷い話だな…
とりあえず空いているスペースでも探そう
???「えーと、ちょっと通してもらえますかね?」
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