1章―お試しアプリ

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――――――――――― しばらくおま 『『おっそぉおい!!』』 貧乏揺すりをしながら、携帯をパカパカ開け閉めする。 ――どんだけ待たせんのよ!! かれこれ数時間。 壊れているのかって思うほどダウンロードはすすまない。 今だってやっと半分過ぎたところだ。 朝からの移動続きで眠気も限界だった。 カッチカッチ カッチカッチ… 傾いた時計が淡々と時間を刻む。 カッチカッチ… ―眠い。 「すぅ―…」 カッチカッチ――… 。
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