8人が本棚に入れています
本棚に追加
少しうねった黒髪に眼鏡
大人しそうな外見…世間一般に草食系男子といわれるような感じだ
「は?お前何??邪魔しないでくれる??」
「それとも何?カレシさんとか??ぷっ」
「……。」
少年は何も言わずに男たちを睨む
「…うっわー生意気なガキだな
邪魔だっつってんだろ」
男の1人がイライラし始め、少年に少しずつ近づいていく
「痛い目見たくなかったら、とっとといなくなってくれない??」
パキッ
男は指の関節を鳴らし、今にも殴りかかりそうな雰囲気
「逃げたらここに来た意味ねーだろ」
「意味??」
男はふと尋ねてしまった
すると少年はにこっと笑い
「俺、ヒーローだから。困ってる人を助けるのが仕事だから」
なんの恥らいもなくきっぱりそういった
最初のコメントを投稿しよう!