prolog

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少しうねった黒髪に眼鏡 大人しそうな外見…世間一般に草食系男子といわれるような感じだ 「は?お前何??邪魔しないでくれる??」 「それとも何?カレシさんとか??ぷっ」 「……。」 少年は何も言わずに男たちを睨む 「…うっわー生意気なガキだな 邪魔だっつってんだろ」 男の1人がイライラし始め、少年に少しずつ近づいていく 「痛い目見たくなかったら、とっとといなくなってくれない??」 パキッ 男は指の関節を鳴らし、今にも殴りかかりそうな雰囲気 「逃げたらここに来た意味ねーだろ」 「意味??」 男はふと尋ねてしまった すると少年はにこっと笑い 「俺、ヒーローだから。困ってる人を助けるのが仕事だから」 なんの恥らいもなくきっぱりそういった
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