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三橋は部活の始まる前に雪香を2組に呼んだ なかなか来ない相手を心配しているとガラッと教室が開いた そこに居たのは息を切れ切れにしていた雪香であった
今日はたまたま花壇の水やりを友達とする約束をしていた為、三橋との約束も守りたい為に走ってきたのだ 内容は何にせよ、大切な幼なじみからの申し出なのだから…
暫く沈黙が続くも破ったのは雪香であった
雪香「廉くんと話すの久々だね、いつもは田島くんと泉くんが居て口、なかなか開かないもんね」
三橋「そ うだね…、あ、あのね!」
俺の心臓は今にも飛び出てきそうだったが、不思議と落ち着いている自分も居た…
三橋「す、好きなんだ…!」
雪香「田島くんとか泉くんの事でしょ?見てればそんなの分かるよ~」
三橋「違くて…、雪香のことが…」
雪香「…、それって恋愛対象として?」
三橋「う ん!」
雪香「良かった♪私も廉くんのことが好きだったんだ…、でも、幼なじみっていう関係が……」
恥ずかしそうに俺と似た思いを抱いていた雪香を無意識に腕の中に収めていた 可愛い、ただそう思ったら体が動いていた
雪香「…良かった、買い物に付き合うって事じゃなくて」
三橋「それは無い よ!…、あ!練習 行かなきゃ!また連絡、する」
付き合うことになったのかは分からないが、とりあえずは両思いになれた2人 部活に遅れるとは言ってはいたもののあまり長居は出来ない、三橋 遠慮ガチにおでこに軽くキスをすれば慌てて教室をでていった あまりに急な出来事に雪香は驚く事しか出来なかった
そんなこんなで?めでたしめでたし
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