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「Σマι…マスターが来ないと…あやめさんも…こι…困るんじゃ…?」
「だ~か~らぁ…邪魔したくないし。…まぁあやめちゃんをお持ち帰りしないなら、問題ないだろ?」
私は真っ赤になったまま、藤城さんとマスターのやり取りを聞いていた。
(Σマスターが来なかったらデート?!…どうしようι…口から心臓出そうι)
「…そんな事しませんよ/////……あの…あやめさんは…僕と二人でも…大丈夫ですか?」
見れば藤城さんの顔は真っ赤に染まっていた。
「…あ…はい。私でよかったら…大丈夫です。」
こうして私は藤城さんと食事に行く事になった。
裏口から出て、藤城さんの隣を歩く。
些細な事が凄く幸せで…
こんな風に一緒に歩けたらと、私は心底願っていた。
「ここでも良いですか?」
藤城さんが立ち止まったのは、一軒のハンバーグ専門店だった。
「ここのハンバーグは絶品なんですよ♪…あι…フランス料理とかが良いなら…」
「ここにしません?絶品ハンバーグが食べてみたいです。」
藤城さんが言うなら本当に絶品なのだろう。
それに藤城さんが連れて来てくれたんだし♪
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