限られた時間

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限られた少ない日々の中で 毎日のように会い お互い気持ちは 高まっていくばかり 周りに知られぬよう 身を隠しながら外へ行く そんな日々が続いていた この町は狭すぎる 二人にとって この町はとても窮屈だった 私たちの事を 知る人がいない町へ行った とても広く 警戒する必要もなく 身を隠す必要もなかった 手を繋いで歩いた… なんだか恋人みたいで 嬉しくて一人で舞い上がっていた でも君は繋いだ手を後ろに そっと隠していたね... とても悲しかった
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