Eternal Love

22/42
前へ
/42ページ
次へ
「…中丸の…恋人…?」 ーー…聞いてないよ?そんなのーー…。 だって中丸は、たっちゃんの事が誰よりも好きなはずーー…。 中丸から聞いたワケじゃないけど、中丸を見てたら分かる。 どれだけ、たっちゃんを大事に思ってるかーー…見てたら分かるーー…。 だからーー… 「それ、本当なの?」 疑う目線を送ればーー… 「…本当ですよ」 「だって、俺ら何も聞いてねぇし…」 「別にただの仕事上の付き合いなだけの人達に、プライベートを教える必要はないと思ったんじゃないんですか?」 「ーー…はぁ?テメェ…」 「赤西、抑えろっ」 「ーー…とりあえず、今日は帰るわね…。雄一、また来るから…」 そう言うと、俺と赤西の横をすり抜けて病室を出て行ったーー…。  
/42ページ

最初のコメントを投稿しよう!

183人が本棚に入れています
本棚に追加