Eternal Love

34/42
前へ
/42ページ
次へ
「失礼しまーす♪これ次の…ええっ!?どうしたんですかコレ!?」 頭に響くような甲高い声をさせて、入ってきたのはーー… 「ーー…何だよ、入ってくんなよ」 「仕事なんですー!っていうかメンバーの恋人でもある私にそんな冷たい態度…雄一に言いますよ?」 ーー…そう、例の“智子さん”はスタイリストの助手だから、嫌でも関わらなければならない。 「ー…それにしても」 聖と話してた体をクルッと反転させ、俺の方を見ると… 「こぉーんな事されるなんて、相当恨まれてるんじゃないですか?ジャニーズだからって、遊んでたらダメですよ?女は怖いんだから(笑)」 そう言って、楽屋を出て行ったーー…。 「ー…何だよあれ」 かなり腹が立っているのだろう、普段の亀からは想像出来ないような低い声が響き渡った。 「ーー…俺、あの女嫌い…」 「上ぴぃ、僕達全員そうだよ。あんな子が中丸君の彼女なんて…信じられない」 ーー…田口の言葉に全員が頷いたのが分かったーー…  
/42ページ

最初のコメントを投稿しよう!

183人が本棚に入れています
本棚に追加