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少し不機嫌なその人はまた仕方なく話し始めた
「一番大事な心臓は両胸につけてやるからよ、良いだろ?」
またまた僕はお願いした
「すいません、僕には右側の心臓はいりません。」
「何故?」
「僕に大切な人が出来てその子を抱きしめる時はじめて2つの鼓動がちゃんと胸の両側で鳴るのが分かるようにです」
左は僕ので右は君の
左は君ので右は僕の
1人じゃどこかかけてるように
1人でなど生きていかないように
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