124人が本棚に入れています
本棚に追加
/126ページ
百年前、世界は多くの種族が協力しあい平和が保たれていた。
しかしあるとき、その平和が一瞬で崩壊した。
一つの種族が
『自分達が一番優秀で優れている。』
『だから世界は我々の物だ。』
と主張し、それに対し他の種族が
『それは違う一番優れているのは自分達だ。我らが世界を統べるべきだ。』
と言いはじめたのだ。
溢れる支配欲が、いつしか種族同士の戦争に発展していく。
種族間の戦いは激しく、多くのものの命を奪い、世界を破滅に導いた。
だが、その混沌の世も終わりを告げる。
全てを破壊する一つの種族――
――竜人族(ドラゴンレイス)によって。
最初のコメントを投稿しよう!