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2011.02.06。 俺は来週から新しく決まった仕事先からの電話で目を覚ました。 『△〇□サービス(株)ですけど!!』 「あっ、おはようございます!!」 『日曜日にごめんね。注文してる作業服とかがもう少し時間かかるみたいやし、もぅちょっとだけ待ってくれる?とりあえず火曜日一回来て欲しいからまたすぐに連絡するんで!!』 「わかりました!連絡待ってます!」 『はーぃお疲れさまぁ!』 ……ガチャッ。。 今は朝9時半。 俺はリビングで目を覚ました。 俺には大切な嫁さんがいる。つい先日も結婚して1年の記念日やった。 でもその数日前にもお互いの気持ちがすれ違っていた為に電話で喧嘩したり軽く別れ話になったりした。 嫁さんの〇未は、年末から自分の実家に帰っている。 喧嘩したから、実家に帰った訳ぢゃないけど、いまだにこっちに帰ってこないのには色々な理由がある。そのほとんどが俺のせいなんやけど。。 何て言うかな。俺は嫁さんの事を本間に愛してる。ただそのせいで変に俺が心配したり束縛してしまったりしたせいで〇未には色々と色んな意味で辛い思いをさせてしまってた。数えればきりがないし、これは後々少しずつ書いていこうと思う。 そんな事を考えてると〇未からのメール着信音が鳴った。 …………………………。 それを見て俺はとても胸が苦しくなり自分が情けなくなりありえないくらいに泣いてしまった。 内容は『好きやけど…こんな気持ちぢゃ夫婦としてやってけん』って事やった。 俺はこれからどうするのか。 確かにこれを見た時も今も苦しくて辛かった。でも、〇未はきっともっともっと辛いんやろなって思った。 〇未は本間にいぃ嫁さんなんです。こんな俺に文句言わずついてきてくれた。信じてくれた。いつも裏切ってたのは俺のほう。 でも…俺のわがままやけど、ずっと一緒にいたいし離したくない。 俺はまだまだ見せれてないところいっぱいある!一緒に行きたい所もいっぱいある!一緒に叶えたい夢もいっぱいある! 変わるしかない! いや、絶対に変わったる! その結果、例えあかんくなっても今の俺にはそれしかなぃんや。 足掻けるだけ足掻こう。 俺はこの日誓った。 大切な人の心が遠くにいかないように……少しでも長い間、近くでぬくもりを感じていたいから変わろうと…………
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