1日目:2人の初夜

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やがて車は、大きなホテルの前に止まった。 「今日はここに泊まる。 ちょっと待ってろ。」 慶吾はそう言って車から先に降りる。 そして数分後、傘をさして車に戻り助手席の扉を開けた。 「行くぞ。」 私が慶吾に差し出された腕につかまり立ち上がると、慶吾は肩を抱き寄せた。 周りから見れば、2人は恋人同士に見えるのだろうか? そんなことばかり考えている私がいた。
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