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「トマト王~」
トマト王は、聞き覚えのある声(と言っても、小さな村なので当たり前なんだけどね…)がするほうに振り向いた。
すると、そこには見覚えのある少年(と言っても、小さな村なので、当たり前なんだ!)がいた。
――おお!確かこの子はカンだ!フルネームで言えるぞ!アツ・カンだ!
「カンではないか。」
トマト王は気持ち悪いくらいの笑顔でカンを迎えた。一方のカンも満面の笑みでトマト王と対面するが心持ち企んだ顔に見えるのは気のせいだ。
「ところで、今日は何しに来たんですか?」
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