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私がお風呂に入っていると、廊下から気配が…。
母だろうな~と思って流したんですが、普通に部屋で寝てましたね。
じゃあ、誰だって話なんですけど…。
歯磨きをするために、私はお風呂場の洗面所にいきました。鏡を見ながら、ぼーっとしてたら、目があってしまったんです。
や、目はなくて、口がぼうぼうと動くんですけどね…。
その、子供の霊がこちらをじーっと見て、なにかを訴えているようで
怖くなって、動かないからだをひっぱたいて、部屋に急いで帰りました。
人気のある部屋について、ほっと一息ついた私は、なんとなく窓ガラスを見て驚きました。
その子供の霊をつれてきてしまったんです。
何を思ったか、私は、電気を消してさっさと寝ようと布団にもぐり込みました。
でも、ちょっと気になったので、布団を少し下げて見ると、その霊は相変わらず、私を見下ろして、口を動かしています。
ただ一言。
“み、て、る、よ”
と
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