第1話 始まり

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ピピピピ・・・ピピピピ・・・ピピ 静かに目覚まし時計に手をやり アラームを止める 時間を確認 11時・・・寝過ぎたな どうも、池上耕也です 職業は・・・中2だったっけな? ついでに今日は月曜日 学校には、最近・・・いや 去年ぐらいから通ってない つまり 只今絶賛登校拒否中なのだ まぁ理由は 単にクラスメイトがウザイ それだけ・・・ だからこんな時間に 起きたとしても 全く焦らない 何もかもがいつも通りだ ただ、今日は寝過ぎただけ 親は何も言わない 気を使ってくれてるのか それとも、もう諦めてるのか 俺には分からない 耕也 「さて、昼飯に近い朝飯でも食うかな」 とりあえず、起きたばっかりの 重い体を起こして 二階を目指す 階段を上がりきって すぐ左に冷蔵庫がある 開けて中を確認 耕也 「な、なん・・・だと」 なにもなかった あ、そういえば 言ってなかったけど 親はもう仕事に行ってる だから 飯を作らせることは出来ない 耕也 「仕方ない、コンビニ行くか・・・」 めんどくさいが仕方ない 準備をするために 自分の部屋に戻り 財布と自転車の鍵を持って家を出る
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