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これがデマだと信じることにした俺は、担任する4年3組教室へと廊下を歩いた
もしこの職業とやらが本当かと思うと
手は震え、目からは涙がこぼれそうだ
ガラララ…
妙に軽いドアだった
まるで下に油が塗ってあるように
いや、無意識手に力を入れすぎただけかもしれない
「さぁ出席をとるぞー」
俺は教卓の前に立ち、教卓に半分座って名簿を見る
「1番、永川。」
「はい!」
「元気がよろしい」
淡々と生徒の名前を呼んでいった
だが…
俺の手は平然を保てなかった…
次の子…
名探偵……
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