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だが―
ゼロとグレンには、僅かながら絆が生まれている。
息さえ合えば、彼らの勝ちは決まったも同然だが……
ゼロ&グレン「受けてみろっ!!Wスティックラリアットォォッッ!!!!!」
メフィラス「うおっ!!?ウガァァァァァァッ!!!」
………
ドッッガーーーーーーーン!!!
2人の息は、ピッタリと合った。
ゼロ&グレン「よっしゃぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ジャン「流石だな。」
ミラー「あぁ。」
彼らの攻撃は、アーマードメフィラスの身体を一気に押し倒し、惑星に激突させたのだ。
終わった……
ように思えた。
だが……
メフィラス「くぅっ……よくも…やってくれましたね……?残念ですが、私が死んで全てが終わるのではありません……」
ゼロ「なに……!?」
メフィラス「私が死ねば、全てが始まるのです!!!この世の崩壊が始まるのです!!!フゥンッ!!!」
グレン「待てっ!!?自爆する気かっ!!?」
メフィラス「私の身体には、多次元宇宙への扉が無数に埋め込まれている……私が爆発死すれば、多次元宇宙への扉が解放される……!!!フハハハハ…フハハハハハハハハ!!」
ドガーーーーーーーン!!!
アーマードメフィラスの身体には、多次元宇宙への扉が無数に埋め込まれていたのだ。
それを使い、ウルティメイトフォースゼロを1人ずつ吹き飛ばし、抹殺するのが目的だった。何物かに操られながら……
アーマードメフィラスは、メフィラスブレードで自分の腹を切り刻んで爆発死した。
ウルティメイトフォースゼロの眼中には、多次元宇宙への扉が広がり、やがて1人ずつ、違う扉へと吸い込まれていく…………
ゼロ「ウワァァァァァァァァア!!!」
グレン「ゼロォ!!!みんなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ミラー「くっ……そぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
ジャン「駄目だ!!!吸い込まれていくっ……!!!うわぁぁぁ!!!」
ゼロ「こんな所で…終わって…たまるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………………」
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