愛しい校医様

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「はい?」 「なんでっ、遊ばれてるのにっ…、からかわれてるっだけなのにっ。 何で先生のこと、嫌いになれないの…っ」 聖はその言葉で、すべてを理解した。 そして、小さな怒りがふつふつと湧いてきて、ヒクヒクと口元が痙攣した。 「…っどこまで鈍感なんだテメーはッッ!!」 怒りを声に移し、大声で怒鳴る。 「お前が好きだって言ってんだよ!……本気で!」
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