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だがある時、軍服を着た多くの大人が、大きな車に乗ってやってきた
その少女は、ずっと無実を主張するが、軍服を着た人達は無言で少女を車に乗せ走りさった
「怖いかい?」
車の中では銃を持ったおじさんが、少女を気遣うように話し掛けた。だが、少女はそんなのに答える余裕がない
「大丈夫。今から私達が、君を人間だと証明する
だから、君の力をおじさん達に貸してほしい」
おじさんは年増のいかない少女の手を握り、真面目な顔で頼み込んでいる
そして、大きな施設で検索を受けた。だが、検索なんて大方どうでもいい話だ。
本当の目的は人間かではなく、少女の不思議な力の解明にあった
なにより検索よりも、不思議な力の発動条件を詳しく調査していたのがなによりの証拠だ
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