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鳴瀬さんは綺麗だ。しかも、時期外れの転校生。我等が生徒会が放っておく訳はなかったんだ。
「ねえ」
「噂の転校生って」
「「どこ?」」
「キャー」
「ウオー」
など聞こえてくる悲鳴。やな奴らがきたな。
「私が鳴瀬です。何か用ですか?」
「用がなければ来る筈ないでしょ。平凡クラスなんかに。生徒会入らない?聞いたところ成績かなりいいらしいし」
「ふうん、綺麗な顔してるな。俺様も興味沸いた」
「かいちょ先輩もふくかいちょ先輩も黙ってなよぉ。鳴瀬さん、ごめんね?」
何で生徒会メンバー全員くるかな。一言で言うと、会長は俺様。副会長は腹黒。会計は小悪魔。双子な書記と庶務は悪戯っ子。副会長は完璧俺等の事見下してるんだよ。現に、平凡クラスって言ってたでしょ?人をかなり馬鹿にしてる人なんだよね。
ってか、僕が隣の席・・・って事は、勘の良い人達には分かるかな?そう。
に げ そ び れ た
んだ。鳴瀬さん、早く生徒会入りなよ。この人ら、苦手なんだよ。
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