『航空優勢』

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そして、第二次世界大戦のヨーロッパ戦線(ドイツ帝国)や太平洋戦線(大日本帝国)における電撃戦や奇襲戦により、『航空優勢』の重要性が認識された。 陸上部隊や海上部隊の進撃速度が上昇するに連れ、敵拠点を先制攻撃する兵器は、野戦砲や艦載砲から、爆撃機と攻撃機に切り換えられた。 進撃速度を上げれば、索敵不可能な距離から、敵性部隊の車輌や艦艇を安全に破壊し、応戦の時間を与えずに殲滅、または、占拠し易くなるのだ。 これ以降、各国は『航空優勢』確保に躍起になった。
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