プロローグ

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ここは大阪近郊の住宅街。 すっかり日の暮れた夜のこと。 制服姿で片手にコンビニ袋をぶら下げて、路地を歩く1人の少年がいた。 少年はかなり疲れたような顔をしている。 ◆◆◆◆◆ …夏の暑さのせいで汗だくだ。 その汗で、制服のカッターシャツが体に張り付いて気持ち悪い。 早く家に帰ってシャワー浴びたいな。 俺の名前は岡田礼雄。(おかだれお) 大阪の私立高校に通う3年生だ。
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