2:心配…

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  「ん~ふふっ  私もそうしたい。  でも、ダメ~。  その代わり、今日も夕飯用意して待ってるから♪」 「ああ、いつも悪いな。  なるべく早く帰るようにするから…」 「うん…でも、あまり無理しないでね。  部活とか、大変ならご飯だけ作ったら帰ってもいいし…」  ムギュ  智が莉乃を抱き寄せる… 「ダメ…  無理してでも、俺が、莉乃に会いたいんだから。」 「!っ…智、こ、ここ学校、だから…///」 「ちょっとだけ…  少しだけ、抱き締めさせて。」 「智…」  さらに抱き締める腕に力が入り、息が詰まるくらいだ…  智が大きく深呼吸するように、莉乃の香りを胸一杯に蓄えると、やっと莉乃を解放してくれた。  
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