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「…と言うわけ。だからファーストイニングはおもしろいんだよ、つべこべ言わず見てみろよ奏~」
「は?アタシを唸らせる野球漫画は巨人の塵しか…くっ、めっちゃおもろいやんけこれぇ!!(爆)」
「プッ…今頃(爆)使う奴奏しかいねえぞ(^。^;)そう思うだろ天馬ぁー」
「健二…奏も絵文字ぶち込むやつに言われたくはないと思ってるぞ…」
…
俺の名前は平良天馬。17歳。高2。部活は帰宅部。今は友達の長澤奏(カナメ)と、朝倉健二の3人で、放課後の教室で週間巨大漫画魂に連載されているファーストイニングについて語っていた。
「ファスイニ買いだ買いーーー(興)今から全巻買いに行く!!ボックオブ行こうぜー(爆)」
「俺も行きたいけど…もうすぐバイトだからパス!!じゃあ健二、奏の暴走を止めるため、ちゃんと保護しろよ。」
「は、分かりましたであります(`∇´ゞ」
「はぁ(怒)!!だれが保護されなきゃいかんのじゃボケが!!健二の方がよっぽど…」
「じゃな、二人とも!!」
天馬は奏の話を遮って走って帰って行った。
「さようならー(°∇°)/~~」
「ばいば~い…じゃないわにゃろー(怒)…しかたない、健二行くぞ(…)」
「おうよ(^。^)」
こうして、奏と健二の二人でボックオブに行くことになった。
実は天馬はバイトの日ではない。断った理由は…
「危ねえ、あいつと一緒に行くとお家に帰れなくなるほど物を買うから行きたくないんだよ。」
天馬の家は学校から5分ほどしか離れてないので、もう家の見える所まで来ていた。曲がり角を左に曲がれば家に着く。曲がり角を曲がろうとした時、何かに殴られたような感覚に襲われた。
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