突発性のある事故

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苦汁を舐める決断(笑)を決めた俺は、オッサンを惜しみながらも(笑)心の中で別れを告げ、その場から立ち去ろうとした。 その時。 「ご……ご飯の匂い……?」 なっ!? いまこの閑静な団地の地方臭あふれる道には、俺とオッサンしか居ない。 二人っきりだね、ぽっ。 テラつかさwwwwww 失礼。 つまり俺しかオッサンの反応する要因が見当たらないのだ。 正しくは俺の買った『神が認めた美味しいパン』通称、カビパン。 こいつだろう。 通称があれだが、これはここ1週間で世界中で売り切れる勢いの旨さにもかかわらず、決して在庫を切らさないパンとして、社会派のニュースにも話題としてチラチラ出てくるパンなのだ。 「ごはん……ご、ごはーん!!」 (*_*)ヒン!? ビクッとしたのは内緒。 いきなり立ち上がり俺の方へと向き直るホームレスのオッサン。 うわぁきちゃない……。 「き……君の持っているソレは!? いい、一体何処でそれを!? くっくれ!! それをひとつ分けてくれ!! いや下さい!!」 きちゃないオッサンが土下座してる。 俺の目の前でこんな事をしないでくれよ。 一応ご近所にはフツメンで通してんだから、ご近所さんのネットワークなめんなよ? 一瞬で隣町処か親戚その他まで全国各地に伝達されんだからなってミサカはミサカは突っ込んでみたり?
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