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「せーんぱいっ!」
ぎゅっ
「きゃっ!!
・・・・・・こ、航太くん?」
いつも、私の姿を見つけると、後ろからぎゅっと抱きしめて、屈託のない笑顔を注いでくる後輩の航太くん。
赤面症の私は、毎回顔が茹で蛸の様に真っ赤になるわけで・・・・・・
「先輩、可愛いっ!」
さらに、私を抱きしめる腕に力を込めてくる。
「こ、航太くん・・・恥ずかしいから・・・・・・」
「先輩、顔超真っ赤!」
私より、20cm以上も背が高い彼は、私の頭の上にコンッと顎を乗せ、いつも私の反応を見て楽しむ。
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