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「いく~?何ニヤニヤしてんの?キモいよっ!」
「キモいって・・・ひどいっ!」
親友の由佳にそう言われて少しだけムッとするものの、にやけた顔が元に戻らない私は‘いく’と呼ばれている、田端 郁美、17歳!
「だって~、やっと篤くんの彼女の座をゲットできたんだもーん♪」
「彼氏ができて嬉しいのはわかるけど、にやけすぎだよ。」
「だって、篤くんカッコイイし、優しいし、大人だし!思い浮かべるだけで・・・キャー恥ずかしいっ!」
「だから、煩いし。」
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