機動戦士物語

『地球環境再生計画』

仮の居住空間、『スペース・コロニー』と呼ばれた円柱状の巨大建造物は、移住した人々を乗せたまま永久に、その重力空間に存在し続ける事になるのである。

時の権力者たちは、スペースノイドと言う名称を移住者たちに与え、その居住空間で、生涯に渡って生活していく権利を与えた。

これは、この計画は、殖えすぎた人類を地球から一辺に排除する為には、まさに絶好の計画だったのである。

人類の約７割が宇宙空間に放置され、地球環境は見事に再生された。
再生されたが、地球に居住出来るのは権力を持つ支配階級ばかり。

スペースノイドと呼ばれ、体よく追い出された人類は、宇宙空間で不満を募らせて行く事になる。

そして、宇宙世紀００７９、人類は、自らの行為に恐怖する。