☀🌙

2/11
前へ
/11ページ
次へ
  そこへ少女がやってきました。 女子高生の彼女はいつも花壇に水をくれるのです。 少女は水をあげながら綺麗な花々に微笑みかけます。 「私も早く美しい花になりたい」 球根にとって、その水は、悔し涙のように短い根に滲んでいきました。  
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加