29人が本棚に入れています
本棚に追加
/30ページ
いつか何処かへ戻る人
そろそろ潮時かな…
そんなことを想っていた矢先に
彼は一人になった…
私は嬉しさと嬉しいと想ってしまうことに対する罪悪感でとても微妙な心境になった
幸せの下には何かが犠牲になる
そんなの知ってる
面の皮厚く生きていかなくてはいけないのか
私が考えるだけ偽善となる
ほんとの罪悪感は彼に触れる事を許さないのだから
多量の偽善と見せかけの愛で泣いてみせる
せめて独りで
泣いて立ち上がろう
最初のコメントを投稿しよう!