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『…んっ、身体が冷たい。それに身体が重い。ここは…?』
ブリーズルが目を覚ますと世界が滲んでいる。それどころか息さえ出来ない。
『って…俺流されてる!?ここは川かよ!?』
慌てて足をついて立とうとするが身長が足りない。
仕方なく泳いで陸に行こうとするが、服が重過ぎてまともに泳げない。
『がはっ、はっ、ヤバい、死ぬ…』
ブリーズルは薄れゆく意識の中で走馬灯を見た。
『始まって早々に死ぬ主人公って…』
ブリーズルは静かに目を閉じた。
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