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「ここが白星学園か…」
中世のヨーロッパを意識した大きな建物が私の目の前に建っている。
ここは、これから、私が通う学校でもある。
「新入生は早く大広間に集まるように!」
教員の声が聞こえてくる。辺りにいた新入生達は急いで大広間に向かっていく。私も急いで大広間に向かう
「白星学園によく来たな。俺は生徒会会長の如月琉聖(きさらぎりゅうせい)だ」
少しばかりチャラい格好をした生徒が挨拶をする。
これでも、生徒会長なのかと私は思っていた。
「よし、最後に生徒会役員を発表する。」
彼はそう言って一枚の紙を取り出して一年生の名前を呼び出す。
「1年1組、城川葉一と光一。2組の羽山月は入学式後に生徒会室に来るように」
生徒の名前を呼び一礼してから会長は席に戻る
その後はあまり時間もかからず入学式も終わり教室に向かう。
席に座ると両端の席が空いていた。
私は不思議に思いながらHRを受けていた。
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