入学

8/9
前へ
/19ページ
次へ
「俺の生徒会には個性的な生徒が合うんだ」 腕を組ながら会長は私に言う。 すると、他の生徒会役員も頷いて納得していた。 「バカらしい」 「バカらしくてもそれが俺の生徒会だ」 私はそれ以上は何も言わずに椅子に座っていた。 「いい忘れたがお前に拒否権は無い」 「ふざけんな。私は自由な学園生活を送りたいんだ」 冷静さを保ちながら私は会長を睨み付ける。 「どうせ暇人だろ」 「あえて否定はしないが生徒会に入る気は無い」 そう言って私は生徒会室をでた。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加