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生徒会side
「行っちゃいましたよ。彼女…」
「会長はどうして坂本を生徒会に入れたいんですか?」
光一は会長に尋ねる。
すると、もう一人の生徒会役員も頷いていた。
「冷たい女なんて言われてもあいつは女子生徒だぞ」
「それとこれとは関係無いんじゃないですか」
会長は少し顔を赤くする。
「葵に一目惚れしたんですか!?」
「うるさい。いいか、坂本葵を絶対、生徒会に入れてあいつを大改造させるぞ」
会長は威厳たっぷりに言う
「大改造といってもなにをするんですか?」
「良いところに気づいたな月」
会長は笑顔で月と言う生徒の肩を叩く。
「あいつを普通の女子生徒にするんだ」
「葵はあのままがいいと思う」
会長の発言に葉一は反論し始める。
光一と月と言う生徒はため息をつきながら二人の会話を聞いていた。
「確かにあいつはあのままでもいいが女の子らしいあいつも見てみたい」
「理由は不十分ですけど面白そうですね」
「俺達は賛成」
こうして、生徒会の坂本葵の大改造計画が始まった。
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