お稲荷さん笑った

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私の眉間のシワはますます深くなる 眉間のシワはもしかしたら、笑顔で過ごす為に必要なモノなのかしらん そんな訳ない。お稲荷さんには、電車代も返して貰いたいくらいだ。もちろん、帰りの分も どうせ道に迷ってるんだからと、やけっぱちで歩いていたら、やっと1軒開いてる店を見付けた ホントに開いてるのかどうか不思議なくらいのボロさだけど、背に腹は代えられない 何か注文してついでに道も聞こう 店に入ると、髪の毛の数よりもシワの数の方が多いんじゃないかと思われる老婆がニコニコ笑って座っていた こんだけシワシワになったら、眉間のシワも気にならないだろうな 「すみません。焼きそばとビール下さい」 老婆はエプロンをしてたから、一応店の人だと思う。一番早く簡単に出来そうなモノを頼んで座る 昼過ぎなのに、ここにも人はいない。田舎ってこんなに人がいないもんなのかな?
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