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ああ
つまらない
つまらない。
(@益@)「~~~!!~~~!!!!!」
ああ、
また
何かきた
グシャアッ…
うえ…
君の鼻血で服が汚れたじゃないか…
まあ…
綺麗な放射線を描いた真っ赤な鼻血が見られたのはよしとしよう
「クククッ…」
変な顔で倒れてやんの。
面白い。
ああ
毎日
毎日
どうしてこんなにしつこくつっかってくる奴が多いんだろう
まあ来たら潰すだけだけど
何がしたいのかな
俺様は単に普通に過ごしたいだけなんだがなぁ
意味もなく殴り掛かってくるのはよくないよな
うん。
まあ…いいや…
それはともかく…
「遅刻だな…全く…」
さっきつっかって来た奴らのせいで遅刻じゃないか
とりあえず走って行くか…
少年はゆっくり走り始める。
VIP学園とは反対方向へと…ってコラ!!ストーリーが進まんわ!!!
「…」
クルリ
ダダダダッ
少年は顔の上半分を長い前髪が隠していて解りづらいがちょっと顔を赤らめて走り去る。
これは
ある一人の男装少女と
熱い心を持つ不良少年達の
青春物語である―…
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