プロローグ

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「倉の掃除を手伝ってくれんか?もちろん小遣いは弾んでやる。」 昨日、突然祖父からあった一通の電話。 もちろんこんなおいしい話に飛び付かない俺じゃなかった。 そして今、俺は掃除に従事している。 なかの整理へと移ると大量の古い本が出てきた。 その中でも一際目立つ装飾のされたものがあった。 興味をひかれてなかを見ると……… (……何も書いてない。) それにさらに興味をひかれてしまった。
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