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「やっぱお前完璧だわ。鏡見てみ?」
もう終わったの?
ドキドキしながら鏡の前に立つ。
怖くて目が開けられない。
「目開けてみ」
恐る恐る目を開ける。
「これが僕?」
目の前には僕とは思えない美人な人が立っていた。
お世辞抜きでモデルさんみたいだ。
って自分で自分のことモデルさんみたいってバカだろ。
「ど、気に入った?」
「はい」
あ、ついはいって言っちゃった。
でもこれは凄いよな。
「うわー美人さんですね」
声のした方を見るとさっきまではいなかった可愛い女の子がいた。
つまりもう1人の子ってことだよね。
「そっちは可愛いです」
「ありがとう」
満面の笑顔のもう1人の子は危なく惚れそうだった。
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