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数日前
また、いつも通りデュエルの追試の通知を受けて机に伏せてへこんでいる時だった。
『真田くん、ちょっと放課後いいかな?』
顔を上げるとそこに朋子がいた。
『なんだ?改まって』
『私・・・に付き合って欲しいんだけど』
『え?』
ガタッ
机から勢いよく起き上がる。
顔が熱い
まわりにいた生徒達が一気に振り向く
完全に注目の的だ
すると向こうも顔が赤くなる
『いい・・・いや、付き合うってそういう意味じゃなくて!
私がデュエルについて教えるから付き合ってって事!
幼なじみとして見てらんないから特別に教えて上げるんだから勘違いしないでよね!』
彼女の金色のショートヘアーが揺れる。
何故かツンデレ口調だった。
まわりの男どもからの視線が痛い
軽く殺気を感じる。
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