分身の術

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本 「よし、今度こそなんとか、突破口を開くぞ!2人で一気にこっちの敵を斬り伏せる!」 分 「よし、まかせとけ。いや、ちょっと待て!」 本 「今度はどうした?」 分 「拙者の方が手裏剣の数が少なくないか?拙者は4枚で、おぬしは・・・・6枚もあるじゃないか?なぜ、6:4なんだ?!なぜ5:5じゃない?!」 本 「ふん。・・・それは、拙者が本人だからだ!本人は優遇される。」 分 「な、なにーー!優遇だと?!分身差別する気か?!・・・所詮、拙者はおぬしの分身、というわけか?」 本 「(首をかしげながら)その通りだ。」 分 「拙者のことをただの分身としか思っていなかったと、そういうことか?」
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