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『柊、誰だっ………た?』 『深瀾……部屋にいないと思ったらこんなところに………もう何時だと思ってんのよ!!』 『わぁああああ!!ゴメン!ごめんなさい!!』  その女性は深瀾を見つけるなりつかつかと言い寄ると若干怯えている深瀾の胸に人差し指を突き出す。 『おうおう、深瀾と凜音は相変わらずだね~』  カイは二人を見て口笛を吹いてニヤニヤしている。  斗鬼は無言で、無表情で二人を見る。  凜音と呼ばれたその女性は深瀾の相棒であり友達以上恋人未満な関係である。  凜音も深瀾同様啓刻であり《虎白》の異名を手にしている。  実はこの二人最近までイギリスにいたのだが班長に呼び出しをくらい日本に戻ってきたという。  こうして今斗鬼の部屋には WSSのトップ《鳳凰》 《鳳凰》の右腕(不死鳥) WSSの中でも異才なコンビ《麒麟》と《虎白》  風林火山陰雷の中の4人が集結したことになる。  
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