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さて、ここでWSSの本部が何故日本にあるのかという説明をしておこう。
これは言うまでもなく、日本人が圧倒的に人数が多いからである。
確かに支援班や救護班の人種の割合は外国人の方が多い。
しかしそのトップに立つものには日本人が過半数を占めている。
風林火山陰雷ですら《鎌鼬》以外は全員日本人であり、零班の班長も日本人。
救護でトップに踊り出る《神の右腕》と称される百里も日本人。
WSS創設者の《鳳凰》も日本人。
そして神子になる女性も日本人が過半数でありその理由は初代がもたらした影響を間近で受けた家が多かったから。
それ故にWSSの共通語は日本語である。
また、山林地帯が多い日本には本部を隠しやすいという利点、基本的に治安が良い、安全である、という諸々な理由から日本にWSSの本部がある。
WSSに入団すると必ず覚えなくてはいけないのが日本語である。
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