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じぃーっとベッドを眺める椿。
(このベッドに柊君は寝てたんだよね………)
前に看病しに来た際に確かに斗鬼はこのベッドを使っていた。
そのベッドと同じベッドで今まで寝ていたことに椿は恥ずかしさを覚えて顔を赤くする。
今の今まで斗鬼のベッドを使っていたのは椿だ。
では果たして斗鬼は何処で寝ているのだろう………
椿はそう思い斗鬼を探すことにした。
まず部屋を出てリビングへ………もしかしたらWSSの自室で寝ているのかもしれないがそこには椿一人では行けないので選択肢には入らない。
(リビング行こう……柊君いなくてもご飯作ればいいし………)
とか意味不明な言い訳をしながらリビングへと足を運ぶ。
ドアを開け、リビングを見渡すとすぐ傍にあるソファーに斗鬼が寝転がっているのが見えた。
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