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とある日の昼下がり
キキィーードン
急ブレーキ、そして何かがぶつかる酷い音。
交通事故のようだ。
ぶつかった車の運転主は車から出てきてオロオロしている。
ひかれたのは少年のようだ、その少年ね腕の中には子猫が一匹いて車より十メートル近く飛ばされたみたいだ。 どうやら猫を庇い事故に合ったようだ。
ピーポーピーポ
頭に響くサイレンの音が近ずき止まる。
そこには赤と白の色をした車…救急車が止まっていた。
周りの誰かが呼んでくれたのだろう…
少年は救急車に乗せられ搬送されていった。
――病院にて
「早く!もっと輸血を持ってこい!!」
白衣を着た人の怒鳴り声。
辺りにはピッピッといった電子音が聞こえる。
「このままじゃマズイ!なんとかしなければ……」
その瞬間ピ---とゆう甲高い電子音が鳴り響く。
「マズイ!心肺停止だ!誰か、電気ショックを!!」
――数分後
「15時38分24秒…お亡くなりになりました」
少年の人生に終止符が打たれようとした。
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