16人が本棚に入れています
本棚に追加
あなたは生きたい?
当たり前だ
これから大変な毎日になるとしても?
それでも…生きていたい
そう……分かったわ
こんな会話が少年の頭の中で繰り広げられていた。
ピーー
未だ電子音が鳴りやまない病院の一室。
そこには少年と白衣を着た医者がいた、その手には“白い布”
医者はそれを少年の顔にかけようとしている。
その瞬間
ガバッと少年が起き上がった。
だが未だ電子音は平行線をたどっている。
「そ、そんなバ、バカな!心肺が停止しているのに生きているなんて…ありえない!」
医者は腰を抜かして驚いた。
「俺…生き返ったのか?」
これがゾンビ誕生の瞬間、
これから少年は波瀾万丈な毎日を送る事になる。
最初のコメントを投稿しよう!