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色褪せた景色と
立ち込める土煙
永遠の砂漠
歩き続けることは
もう出来ないのに
明日へ歩き続ける
足跡は消えてしまい
生きた証は拭われて
何の為に生き続ける
今どうして
生きたいと思える?
なにもかもが
痕跡を消したのに
残されたモノは
淡く消えそうな希望と
儚く散りゆく命の灯火
最後の景色は
黒煙と廃墟の街
何もかもを無くして今
苦痛と悲しみの生が
終わる喜びは無いまま
死ぬことが幸せ
楽園の入り口と
望んでいただけ
淡い希望は容易く崩れる
真実は語らない
事実だけを物語る
女神の顔は欠けている
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