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「おいきいたか?」
一人の男子が篠坂亜里朱(シノザカアリス)に話しかけた
「ん…?何がだよ…」
亜里朱は寝ているなか起こされたので機嫌が悪いようだ
「何って転校生だよ。転校生」
「転校生…?」
亜里朱は男子の言葉に首をかしげた
どうやら亜里朱は知らなかったらしい
「そうそう。何でも超がつくほどの美人らしいぞ!」
「ふーん…」
興味なさげに男子の話を受け流した
「お前なぁ…少しは興味持てよなぁ」
「桃山は興味持ちすぎだ」
桃山と呼ばれた男子の後ろにはメガネをして髪を後ろで結んだ銀髪の男がたっていた
「Σげっ…赤ずきんちゃん…」
「赤ずきんじゃない赤月先生だろ?」
赤ずきんちゃんこと赤月守(アカヅキマモル)が桃山の頭をコツンと叩いた
「うし。じゃあこれからホームルームをはじめる。」
赤月が教卓の前に行き手をパンパンとならした
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