《Spring》ー春ー

4/38
前へ
/273ページ
次へ
「あ、時間的にそろそろ行かないと…」 「今日は悠は休み!」 「いやいやいやそんなんで大学休めたら誰でも休んじゃうからね」 「じゃあじゃあ私がだいがくを強制的に休みにする!」 「それもそれでダメですから」 「これこそ神のみぞ知る○界」 「僕が知ってる時点で成立してません」 っと、そんなことしてたら本気で遅れてしまう。 僕は席から立ち上がり、バックを手に取った。 「今日も…会いに来てくれる?」 そしたら守護神様はとても寂しそうな顔をしてそう言った。 神様は寂しいんだろうな… 僕にしか見えなくて、話せない。 神様が他の人に話し掛けようが他の人は知らんぷり。 だから…
/273ページ

最初のコメントを投稿しよう!

43人が本棚に入れています
本棚に追加