ノートから始まる物語り

ノート

「じゃあ俺は帰るわ」

午後から授業があるのだがサボり決定！

「えっ…よっ君帰るの？」

「あぁ 朝走って来たから疲れてるんでな」

授業中に寝たが場所が場所なだけに疲れは取れない

むしろ腰が痛い…

「そうなんだ じゃあ学校終わったらメールして良い？」

…身長差のおかげで自然と上目遣いなってるし…それに嫌じゃないから良いか

「いいよ 俺で良ければ相手になるぞ」

「うん ありがとう…」

さてじゃあ時間が時間だし帰るか…っとその前に最後に聞いとかないと…

「なぁ砂夜？その黒いノートって…デス○ート？」

「さぁ？どうですかね…」

…何か怖いからこれ以上聞くのはやめよう

「そっ…そうか分かった…じゃあ帰るわ じゃあな！」

お疲れ様ですと軽くお辞儀をしている砂夜を見ながら俺は教室からカバンを持って家に帰った